悟紅玉(ゴルビー)は皮も食べれますが、むいて食べたほうがおいしいです。
また値段は1房3,000円前後で糖度は高く、すっきりとした甘さでありつつも巨峰くらい甘くて、口当たりがシャキシャキしていました。

- 粒が大きい
- すっきりとした甘さなのに甘い
- 種がない
- 皮がむきにくい
- 酸味と渋みがある
- たまに種がある


悟紅玉の皮は食べるの?
悟紅玉(ゴルビー)は皮がとてもむきにくいので食べてもいいですし、食べれますが、食べるとちょっと渋いので私は皮をむいて食べたほうがおいしいです。
ぶどうの皮の渋みも好き、レッドグローブやグリーンシードレスの皮もそのまま食べるよ!という方は、平気だと思います。

このように実にぴたっと皮がくっついているので、手でむこうと思うと結構大変です。
皮ごと口の中に入れて皮だけ口から出す感じで食べると比較的うまくいきます。
最初からむいて食べたい・・・という方は、包丁でむくか、ぶどうの皮むき器を使うと楽ちんです。
また基本的に悟紅玉(ゴルビー)に種はないのですが、私の買った悟紅玉(ゴルビー)のように種がたくさん入っているタイプだった場合、種取りステッキを使うと便利です。

スイカの種もこの種取りステッキを使うとすごく楽ちんでした。

悟紅玉(ゴルビー)の値段
悟紅玉(ゴルビー)の値段は
- 家庭用・・・1,000円/1房
- 贈答用・・・1,500円~3,000円/1房
と、他のぶどうと同じくらいの値段で販売されています。
とはいえどこにでも売っているわけではなく、ぶどうの産地の道の駅やネットでしか買えない珍しいぶどうですので、もし見かけたら買ってみてください。

悟紅玉(ゴルビー)の糖度
悟紅玉(ゴルビー)の糖度は18度~20度です。
シャインマスカットが17~20度なので、悟紅玉(ゴルビー)のほうが少し甘いはずなのですが、悟紅玉(ゴルビー)はすっきりとした甘さなのでシャインマスカットのほうが甘いと感じます。
悟紅玉(ゴルビー)の特徴
悟紅玉(ゴルビー)を実際食べてみました。

色・・・赤~うすい紫、色づきの悪いものは緑色
粒の大きさ・・・ピオーネや巨峰よりも大きく1粒20gを超えるものも
時期・・・8月中旬~9月上旬
種・・・種無し(種ありもある)
産地・・・山梨・長野・山形・岡山
糖度・・・18~20度
酸味・・・ある
実・・・シャキシャキしている・皮がむきにくい・巨峰のような甘さがある
岡山県で買ったものです。
ちょっと色づきがよくないのでしょうか?

半分に切るとこんな感じです。
本来は種なしぶどうらしいのですが、今回買った悟紅玉(ゴルビー)にはしっかり種がありました。
そして皮は実にしっかりくっついていてむきにくいです。
食べてみるとちょっと皮に渋みがあって、実はシャキシャキしていました。
甘ったるくない甘さがあって、巨峰のような甘さなのかな?という雰囲気。
酸味もあります。
種が口に当たるのが気になりましたが、シャキシャキとした食感と酸味と甘さのバランスが何とも言えないぶどうだなと思いました。

悟紅玉(ゴルビー)に改名した理由は?
悟紅玉(ゴルビー)はもともとロシアのぶどうで、それを輸入してきて育てたのが始まりです。
そして1985年~1991年まで当時のソビエト連邦の書記長を務めていたゴルバチョフさんの愛称だった「ゴルビー」からつけた名前でした。
ゴルバチョフ書記長はペレストロイカというソ連の政治の抜本的改革を行っていましたが、結果としてソ連崩壊へとつながり、アメリカとソ連の冷戦の終結やベルリンの壁崩壊から西ドイツと東ドイツの統一へとつながりました。
さらに1991年には来日して北方領土の問題などを解決に向けて話し合うなど、日ソ関係の改善に大きく貢献したため、ゴルバチョフ書記長は日本人に人気となり、ぶどうにも名前がつけられていたようです。
それが近年、日本人から見たロシアの印象が悪くなった、もしくはゴルバチョフ書記長を知っている世代が減ってきた、ゴルバチョフ書記長を知らない世代が大人になったからゴルビーから悟紅玉へぶどうの名前を改名をした、とも考えられますが、本当の理由は明かされていないようです。
悟紅玉(ゴルビー)は時期が短いのでお早めに
悟紅玉(ゴルビー)は2週間~3週間くらいしか収穫時期がありません。
食べてみたい方は8月中旬ごろから、通販なら10月ごろまで販売していますのでぜひ探してみてください。


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