文旦とパール柑やザボン、ポメロ、ボンタンって見た目がほとんど一緒なんですよね。
またばんぺいゆ(晩白柚)は文旦と比べると大きさが全く違って、とっても大きい文旦ではあるものの、味が同じ???って思いませんか?
そこで文旦とパール柑、ザボン、ポメロ、ボンタン、ばんぺいゆ(晩白柚)の違いについて、調べてみました!
文旦とパール柑・ポメロ・サワーポメロの違い
文旦とパール柑とポメロって見た目が同じなんですよね。
そしてこの3つの違いは、じゃがいもで言うメークインと馬鈴薯のようなもの。
さらにパール柑とポメロは全くの同じものなんです。
つまり文旦とパール柑・ポメロは同じなんだけど特徴がちょっと違うけど味はほぼ同じ。
文旦とまとめて呼ぶこともできます。
パール柑
パール柑は果肉がキラキラと輝いてみえることや、熊本の宇土半島・三角(みすみ)から、天草のパールライン付近で生産されていることから、文旦にパール柑というブランド名を付けたそうです。
ポメロ・サワーポメロ
ポメロは文旦の英語表記です。
pomeloと書きます。
また鹿児島では文旦にサワーポメロというブランド名がつけられているんですよ。
大橘
文旦、ポメロ、パール柑は、和名で大橘(おおたちばな)とも呼ばれます。
見た目同じだよねー、何が違うんだろー??
という答えは、同じものだよー!
ということでした。
文旦とばんぺいゆ(晩白柚)の違い
文旦と晩白柚は植物学的にみるとどちらも同じ白柚(ザボン)の仲間なんですが、食べる人間からすると別物です。
この大きさの違いが判るでしょうか。
晩白柚は普通の文旦の5倍くらいある大きさをしています。
晩白柚は世界最大の柑橘と言われていて、とっても大きいのが特徴なんです。
その大きさは直径20センチを超えるものも多く、柑橘の大きさでギネス記録を持っています。
私が買ったのは15センチくらいの晩白柚でした。
また味も良くて種も少ないので、高級柑橘として1玉3000円ほどの価格で販売されています。
と書きましたが、私は500円ほどで買いました。
味は文旦に近いように感じますが、やはり大ぶりなだけあってちょっと大味かな。
文旦の方が味がぎゅっとつまっていて美味しいと私は思います(笑)
種も実もすごく大きいです。
熊本県八代市の特産で、流通するのは2月ごろからです。
むくときに、手が痛くなるのでできるだけ包丁を使うことをおすすめします。
こんなにおおきな晩白柚というみかん、一度は食べてみたいですよね。
文旦とザボンの違い
文旦もザボンも見た目は同じで文旦はザボンのことだよという人もいますし、植物学上は文旦は白柚(ザボン)の仲間なので同じと言ってもいいのかもしれません。
ですが食べる人に言わせると、文旦は中身が黄色いのに対しザボンは赤い実を指すことが多いようです。
さらに言うと、地方によっては文旦のことをザボンと呼んでいる地域もありますし、それはパール柑でありポメロであり、サワーポメロであり。
ついでに言うと、土佐文旦は純粋な文旦で水晶文旦は文旦とばんぺいゆのあいの子らしいですが、どれも全部文旦なわけです。
つまりは食べる側からすると、細かい分類はされていないということなんですよね。
文旦とぼんたんの違い
最後に文旦とぼんたんの違いですが、これはもうひとえに読み方の違いです。
ボンタンアメって知っていますか?
私が子供のころ大好きだった、オブラートに包まれている飴なんですが、、、
これ、箱の横には『文旦飴』って書いてあるんです。
文旦の飴なんですね。
懐かしい。
久しぶりに買ってみようかなと思います。
実は全部文旦でした
まとめると、
文旦とパール柑、ばんぺいゆ(晩白柚)、ザボン、ポメロ、ぼんたんは、ばんぺいゆ(晩白柚)以外は全部同じもの。
ザボンは実が赤いものを指すこともある。
ばんぺいゆは文旦の大きい品種。
ということでした。
名前が違っても同じ柑橘ですが、食べる時期によって文旦は味が変わってくるので別の種類なのかなと感じることもあるかもしれませんね。
文旦は季節を問わずお店に並んでいる果物なので(種類は変わっていますが味はほぼ同じです)、柑橘が恋しくなったら食べてみてください。
グレープフルーツのように苦みもなく、甘みもありますし皮も分厚いですがむきやすいのでとてもおすすめです。
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