紅ほっぺととちおとめ、どっちが甘いか?というと「紅ほっぺ」です(実体験)
ですがどっちがおいしいか?というと、私は「とちおとめ」を推します。
またとちおとめの後継のとちあいかと紅ほっぺを比べても、とちあいかの方がおいしいと思います。
この感想はみんな共通なんじゃないかな・・・と思うので、その理由をご説明していきます。
「紅ほっぺ」と「とちおとめ」 どっちが甘い?
「紅ほっぺ」と「とちおとめ」、どっちが甘いか?というと、断然「紅ほっぺ」の方が甘いです。
紅ほっぺは口に入れた瞬間、ガツン!と甘さが来ます。
それに対してとちおとめは、さっぱりとしていてあまり甘さは感じられず、バラの香りのする上品ないちごです。
紅ほっぺはいちご大福の中に入っているいちごそのものの味、あんこにも負けない甘さがあるんだなと思いました。
とちおとめ | 紅ほっぺ | |
---|---|---|
味 | 上品な味 ほのかな甘さ 植物感を感じる | ガツンとした甘み すごく甘い 酸味もある いちご大福に入っているいちごの味 |
形 | 先が何股にも分かれている | 縦に長い・中が真っ赤 |
香り | バラの香り | 香りはあまりない |
値段 | 約1,000円 (地元スーパーでは300円前後から) | 約1,000円 (地元スーパーでは300円前後から) |
購入 | 葛生農場 楽天市場店 | 産直だより |
紅ほっぺはまずいって本当?
紅ほっぺがまずいかどうか?ですが、、、実際、とちおとめやとちあいかと比べて食べると、紅ほっぺはまずいです。(言い切った!)
紅ほっぺだけで食べるとまずいなんてそんなこと思わないんです、おいしいです。
だけど比べて食べるとダメでしたね・・・まずいです。
これだけのいちごを食べ比べしましたが、紅ほっぺのおいしさ順位は私の中では結構下の方でした・・・。
その理由は
こんな理由かなと思います。
実がかたい
紅ほっぺは輸送に強い品種と言われているだけあって、実がかたいです。
かじると、カリっというくらいかたいです。
とちおとめはどっちかには口の中でとける感じのいちごに近いので、その差は歴然です。
甘いだけで香りがない
とちおとめは口に入れた瞬間にバラの香りがします。
ですが紅ほっぺは香りがありません。
「いちごだな」とは思いますが、ふわっと香る上品な香りがなくて残念な感じがします。
上品さがない
何よりも甘さが先にドン!とくるので、上品さがありません。
まさに猪突猛進な味なんです。
それに比べてとちおとめは、ふわっとしていてほんのりした甘さ、奥ゆかしさを感じる味のように感じました。
おそらく糖度としては紅ほっぺの方が高いのだと思うんですが、高級感としてはとちおとめ。
おそらく糖度として測定できるショ糖以外の甘み成分などのバランスが、とちおとめの方がとれているのではないかと私は勝手に考えていますが、、、どうなのでしょうか?
ちなみに写真に写っている箱入りのいちごは葛生農園さんの食べ比べセットです。
静岡の紅ほっぺはまずくないかもしれない
私が食べた紅ほっぺは愛媛産の紅ほっぺです。
でも紅ほっぺは本来、静岡が発祥の地。
土地によってそのいちごのおいしさが違ってくるということは大いにあり得ます。
また栃木のいちごは贈答用の高級いちごを食べたのに、紅ほっぺはスーパーで売っていた400円のいちご。
ここにも違いがあるかもしれません。
もしかすると、ちゃんとしたのを買ったらおいしいのかもしれない・・・
紅ほっぺは甘くて酸味があってしっかりとした食べ応えが人気の品種です。
高齢の方には人気があるといいますし、もし紅ほっぺを贈答用として考えてらっしゃる方がいたら、静岡の紅ほっぺを送ってあげてください。
紅ほっぺの特徴
紅ほっぺは一言で言うと、「甘い!酸っぱい!」が特徴です。
- 甘みが強い
- しっかりとした酸味がある
- 実が大きい
- 実の中まで赤い
- 実がかたい
昔ながらのいちごを思い出させるいちごと言えば紅ほっぺと言われています。
大粒で実がかたいので食べ応えがあり、また甘みと酸味が共存していて赤いので、昔ながらのいちごが好きな高齢の方には絶大な人気があります。
もし高齢の方に送るいちごを考えているのなら、紅ほっぺを贈ると喜ばれるかもしれません。
紅ほっぺの値段
紅ほっぺは
- 贈答用・・・1,000円前後/1パック
- スーパーなどで買える家庭用・・・300円~500円/1パック
と、通常のいちごとあまり変わらない値段で販売されています。
紅ほっぺの糖度
紅ほっぺの糖度は12度以上と言われていて、真冬の全盛期になると18度を超えるものもあってとても甘いです。
とはいえ酸味も強いのが特徴なので、いくら甘くても酸っぱい!と感じる人も多いかもしれません。
紅ほっぺの産地は?
紅ほっぺは静岡県が原産地です。
ですが現在では茨城や愛知、九州などいろんな土地で栽培されています。
生産量としては、
- 1位 静岡県
- 2位 茨城県
- 3位 愛知県
となっています。
紅ほっぺの旬は?
紅ほっぺの旬は12月から3月ごろです。
この時期が一番数が多く、一番おいしく食べられます。
実際には10月下旬ごろから姿を見かけ始め、5月くらいまではあるようです。
美味しい紅ほっぺは産地のものを買おう!
愛媛の紅ほっぺは残念ながらいまいちでした。
たしかにスーパーで買う時も、紅ほっぺはあまり買わないようにしているんですよね・・・
ケーキや大福など、お菓子に合わせるときは酸味のある紅ほっぺが良いなぁと思うんですが、そのまま食べるときは愛媛のあまおとめなどの他のいちごを選んでしまいます。
ということで、紅ほっぺを買うなら生産量1位の静岡のものを買うことをおすすめします。
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