アールスメロンとマスクメロンは呼び方の違いだけで同じ品種です。
もう一つ言うと、アールスメロンとマスクメロンとクラウンメロンも同じ品種です。
これらの違いは等級とか糖度とか品質と言われていますが、基本的には同じものです。
この記事ではアールスメロン(マスクメロン・クラウンメロン)の特徴や価格などについてご紹介していきます。
- 高級メロンとして有名・知名度がある
- 口当たりよくおいしい
- 見た目が上品
- のどがイガイガしやすい(気がする)
- ランクによって味が違う(かもしれない)
アールスメロンとマスクメロンの違い
アールスメロンとマスクメロンの違いはありません。
先に結論を言うと
アールスメロン=マスクメロン=クラウンメロン=アローマメロン
この4つは一言で言うとすべて同じもので呼び方が違うだけのもの。
育てられ方や産地、グレードが違うから名前が違うのですが、元をたどれば同じものです。
アールスメロン=マスクメロンで、マスクメロンはアールスメロンの呼称、すなわちアールスメロンのあだ名がマスクメロン。
また、クランメロンはアールスメロンの最高級品のことで、生産地が静岡近辺に限られているもの、またその生産地以外の静岡産のクラウンメロンと同じ育てられ方をしたメロンをアローマメロンと呼んだりもします。
アールスメロン | マスクメロン | 呼び方が違うだけで同じもの |
クラウンメロン | 静岡県袋井産最高級ランク | |
アローマメロン | 静岡県静南・磐田産最高級ランク |
アールスメロンはいろんな育てられ方をしますが、クランメロンとアローマメロンは温室で大事に大事に育てられています。
1本の木から1個のメロンしか作らない希少性のある育て方をしていて、大衆向け商品とはいえず、最高級品種としてブランド化されています。
そんなに大事に育てられたメロンは食べたらきっとおいしいのだとは思いますが、軽々しくはなかなかお目にかからないメロンかもしれません。
おもにお中元を狙ったブランドメロンとも言えますね。
アールスメロン・マスクメロンの特徴
アールスメロンの特徴をご紹介します。
スーパーで買ってきました。
破格の960円でした。
こんな薄い紙に包まれていて高級感あふれています。
高知県産のアールスメロンであり、マスクメロンです。
温室育ちなんですね。
外側は薄い緑色をしていて、他のメロンと比べると網目が少し太いかな?と思いました。
半分に切ってみました。
薄い緑色をしています。
お上品な雰囲気が漂います。
実の色が緑色なのに果汁がオレンジで、ちょっと驚きました。
よく見ると種の周りはオレンジ色をしています。
きめ細かい果肉、上品なグリーンのグラデーション、種の量もほどほどと言ったところでしょうか。
いざいざ!
高級メロンだ!という期待を胸に実食です。(960円ですが)
口に入れるとこれは上品な甘み・・・
なんだかのどがイガイガします・・・
意外とあっさりしている味だな・・・
ん?なんか・・・微妙(笑)
一昨日食べたレノンメロンの方がおいしいです(言っちゃった)
ということで、期待しすぎたのが悪かったのかなんなのか。
おいしかったけどちょっと物足りないと言うのが正直な感想でした。
今季これを最初に食べたらメロンっておいしいねって終わっていたのかもしれませんが、食べ比べると良くないですね。
クインシーメロンかレノンメロンの、赤肉メロンの方がおいしかったです。
楽しみにしていたんですけどねマスクメロン。
同じ青肉のメロンと比べるとアールスメロン(マスクメロン)は美味しかったです。
タカミメロン(青肉)よりは確実においしかったです。
とはいえ、レノンメロン、クインシーメロンにはちょっと負けているなぁと言う感想でした。(あくまで個人の感想です)
960円のアールスメロンだったので・・・もっと高級なアールスメロンを食べれば(クラウンメロンとかアローらメロンとか)もっとおいしいのかもしれませんね。
アールスメロン・マスクメロンの食べ頃
アールスメロンの食べ頃は、買ってきて1週間前後置いておいて、甘いにおいがしてくるかお尻のところが柔らかくなった頃です。
私は4日くらい常温で置いておいてその後冷蔵庫に4日ほど入れておいて食べました。
また旬の時期は6月から7月上旬ごろ店頭に並びます。
メロンの時期は意外と短いので食べたいなと思う方は見かけたタイミングで買ってみてくださいね。
アールスメロン・マスクメロンの価格と等級
アールスメロンの値段は安いもので1,000円前後、高いものになると5,000円前後のものまで様々です。
等級はメロンでは一般的に「特秀品・秀品・優品・良品」とつけられています。
熊本では「菊・百合・藤・桜」
静岡では「富士・山・白・雪」
とつけられているそうです。
どの等級も一番下のものは加工品や訳あり家庭用として、それ以外の等級のものは贈答用として販売されます。
特秀品・菊・富士はなかなかお目にかかれない最高級品で1000個に1個くらいしかないとも言われています。
アールスメロン・マスクメロンの糖度
アールスメロンの糖度は種の近くで14度~16度くらいと言われており、一般的なメロンよりも糖度は控えめです。
たしかに食べた感じもあっさりとした甘み、上品な甘みという印象でした。
最近の甘すぎる果物が苦手な人にはちょうどいいかもしれません。
アールスメロン・マスクメロンの産地
アールスメロン(マスクメロン)は、静岡県、茨城県、熊本県などで生産されています。
私が買ったアールスメロンは高知県産でした。
アールスメロンは青肉メロンの最高峰
アールスメロンは青肉メロンの中では最高においしいメロンです。
またマスクメロンやクラウンメロンという名前も知名度が高いので、もらうと嬉しいなと感じる人が多いです。
千疋屋のマスクメロンも最高級ですが、蝶結びというショップのメロンも最高級です。
蝶結びというお店では果物の品質はもちろん包装にまで気を使い、贈る人も贈られる人も喜んでもらえるギフトを目指しているお店です。
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