紅秀峰と佐藤錦はどっちが高いかというと2025年現在では値段はそんなに変わりません。
紅秀峰と佐藤錦は店頭に並ぶ時期が微妙にずれているので、同時に見かけることはほぼありません。
ですので「あれ?違う種類のさくらんぼだったの?」ってこともありそうです。
とはいえ食べ比べてみると明らかな違いがあります。
くだものの酸味の好きな人は佐藤錦、酸味の苦手な人は紅秀峰が美味しいと思うのではないでしょうか?
この記事ではそれぞれの特徴の違いについて詳しくご紹介していきます。


紅秀峰と佐藤錦はどっちが高い?
紅秀峰と佐藤錦は2025年現在、値段はどちらも同じです。
約3年前は紅秀峰のほうが佐藤錦よりも若干値段が高かったのですが、今年(2025年)私が購入した紅秀峰は佐藤錦と同じ値段で販売されていました。
少し前までは紅秀峰はたくさん作られていなかったのでちょっと高かったようですが、最近では栽培数も増えてきたのか価格も下がってきているようです。
また、私の住んでいる愛媛で紅秀峰を見かけることは滅多になかったのですが、今年はすんなり見つけることができたので、流通も増えてきているのかな?という印象です。
紅秀峰と佐藤錦の違い
紅秀峰と佐藤錦の違いは、時期と味にあります。
![]() 紅秀峰 | ![]() 佐藤錦 | |
---|---|---|
値段 | 3,000円~5,000円/㎏ | 3,000円~5,000円/㎏ |
味 | 口に広がる甘みがある 酸味が少ない | さわやかな甘みがある 酸味もある |
皮 | パリッとする | やわらかい |
色 | 赤が濃い | うすい赤 |
時期 | 6月下旬~7月中旬 | 6月中旬~下旬 |
産地 | 主に山形 | 主に山形 |
読み方 | べにしゅうほう | さとうにしき |
紅秀峰 |
紅秀峰のほうが佐藤錦に比べて味が甘く、酸味が少ないので、酸味の苦手な人でも食べやすいさくらんぼです。
また紅秀峰は輸送に強いという利点があるので、贈り物には佐藤錦よりも紅秀峰のほうが向いていると言えそうです。
またお中元の季節にちょうど出回るのも紅秀峰ですね。

紅秀峰と佐藤錦 どっちがおいしい?
紅秀峰と佐藤錦はどっちがおいしいかと言われると、おそらく紅秀峰と答える方が多いのではと思います。
紅秀峰は最近はやりの酸味が少なくて甘い果物で、佐藤錦は昔ながらの酸味のあるおいしい果物だからです。
いちごで言うところのあまりんと章姫のような、あまおとめとあまおうのような、ぶどうで言うとシャインマスカットとグリーンシードレスのような、そんな違いがあります。
とはいえ、同時期に一緒に食べ比べることができない2つのさくらんぼですので、それぞれの時期に合わせて両方味わってみてください。
佐藤錦を食べて紅秀峰を食べれば、1か月近くもさくらんぼをおいしく食べることができるのでラッキーです。
紅秀峰ができるまでは6月の上旬~中旬の2週間ほどしかさくらんぼを食べるチャンスがなかったので、それが1か月に伸びたとなると、さくらんぼを口にする機会も増えそうですよね。


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