紅まどんなを買おうかなと思って楽天やアマゾンを見ていると、媛まどんな、愛果28号、あいか、愛まどんな、華まどんな、中島まどんな、スイートまどんな、伊予まどんな、夢オレンジなどなど、いろんな『まどんな』と名前の付いたみかんが出てきますよね。
これって紅まどんなと何が違うの?と疑問に思われる方も多いと思ます。
実はこれら、全部『紅まどんなと同じみかん』です。
紅まどんな、媛まどんな、愛果28号、あいか、愛まどんな、華まどんな、中島まどんな、スイートまどんな、伊予まどんな、夢オレンジには果物としての違いはなく、全部同じ。
同じミカンなのになぜ名前が違うといったややこしいことになっているのでしょうか。
それぞれ名前が違う理由についてお伝えしていきます。
産地直送の果物ならJAタウン(農協のネットショップ)がおすすめです。↓↓↓
贈答用にも家庭用にも安心できる果物が産地直送で届きます。
\産地直送!季節の果物お取り寄せ/
期間限定お買い得商品も!
媛まどんな・紅まどんな・愛果28号・あいか・愛まどんな・華まどんな・中島まどんな・スイートまどんな・夢オレンジと名前に違いがある理由
なぜ同じミカンの種類なのに『紅まどんな』に名前を統一していないのでしょうか。
それは、販売者が勝手に名前を付けているからと、グレードの違いからなんです。
もともと紅まどんなは、愛果28号という名前で試験的に作られていました。
そして販売できる!となったとき、JAを通して販売されるものが『紅まどんな』という名前になりました。
JAには流通するための規格があって、その規格をクリアしなかったものや、JAを通さないで販売されるものは、それぞれにいろんな名前が付けられて販売されることとなりました。
それで名前がいろいろあって違うという現象が起きているんです。
つまり
名前 | グレード |
紅まどんな | 高い(赤秀>青秀) |
匠と極 | 高い |
その他まどんな | 普通 |
あいか・愛果28号 | 低い |
おおよそこの順でまどんなグレードが決まっていると思ってください。
スーパーには贈答用以外、みかんの隣に並べてあるまどんなは「あいか」という名前で販売されています。
あいかは一般的に販売されていて、形は不ぞろいで大きさは小さいものが多いです。
あいかでも十分おいしいのですが、やはりちゃんと箱に入った紅まどんなは甘みがあって格別だったりもします。
媛まどんな
媛まどんなは「のま果樹園」で作られた紅まどんなです。
のま果樹園の媛まどんなは公式ショップから注文できます。(楽天やアマゾンからは注文できません)
媛まどんなの予約開始や出荷開始時期は公式ツイッターやインスタグラムでお知らせしてもらえますので、興味のある方はフォローしてみてくださいね。
愛果・愛果28号・愛まどんな・あいか
愛果・愛果28号・愛まどんなは主に家庭用です。
紅まどんなとして出荷しようとしたけど、
- 大きさが足りない
- ちょっと傷がある
- 形がブサイク
などの理由で、JAの規格から外れてしまったりもともとJAには流さなかったものが、家庭用として愛果や愛果28号(正式名称)、愛まどんなとして販売されています。
もともとJAの規格品の紅まどんなは贈答用を想定しているせいか大ぶりなので、実はちょっと小ぶりの愛まどんなの方が甘みがぎゅっと詰まっておいしかったりするんですが、それはここだけの秘密で。
産地直送のものを探している方は、愛まどんなや愛果を購入すると良いですよ。
華まどんな
華まどんなは「コウ果樹園」で作られた紅まどんなの呼び名です。
華まどんなはJAの紅まどんなと同じように、大きさ、色、形、見た目、色つやなどどれも最高級のものを選んで出荷されています。
きれいな化粧箱に入って届きますので、贈答用としても優秀ですしふるさと納税でも購入できます。
中島まどんな
中島まどんなは、松山市の沖にある「中島」という島で育てられている紅まどんなのことです。
中島まどんなは媛まどんなと同様に、化粧箱入りの見た目の良い贈答用から家庭用、訳あり品とグレードを分けて販売されています。
スイートまどんな
スイートまどんなは「フルーツショップ瀬戸内」独自の紅まどんなの呼び名で、家庭用です。
愛まどんなや愛果と同様に、紅まどんなとして出荷しようとしたけど
- 大きさが足りない
- ちょっと傷がある
- 形がブサイク
などの理由で、JAの規格から外れてしまったりもともとJAには流さなかったものが、家庭用としてスイートまどんなとしてフルーツショップ瀬戸内から販売されています。
産地直送のものを探している方は、スイートまどんなを購入すると良いですよ。
夢オレンジ
夢オレンジは愛媛県愛南町の武田屋で作られている紅まどんなの呼び名で、主に贈答用が販売されています。
また愛南町のふるさと納税でも夢オレンジを購入することができます。
紅まどんなと愛まどんなを食べ比べたときの違い
我が家は毎年、愛まどんなを楽天で注文しています。
愛まどんなは取れたてみかんなのか、届いてすぐに食べるとちょっと酸っぱいんです。
3日~4日たって食べると、とろける甘いまどんなへと変貌をとげて、このピークを過ぎるとちょっと味がぼけてきてしまいます。
もともとまどんなは繊細な実らしくて、すぐにヘタの周りの皮が変色して「腐りそうなのかな?」という感じの雰囲気をかもし出してきます。
そんな雰囲気をかもし出す割には、本当に腐るときにはヘタの反対側のほうから白いカビが生えて腐っていることが多いです(笑)
愛まどんなは5㎏で注文するので、こういった変遷を楽しむことができています。
紅まどんなの贈答用は実家へ送ったことしかありませんが、全体的に大玉で、時期さえ間違えなければヘタの周りが傷んでいるように見えることも少ないです。
皮もきれいなオレンジ色をしていて、食べた感じ、愛まどんなより甘い?と思いました。
ダイレクトに果汁もたくさん口に入ってくるので、やはり家庭用に比べて高いだけあるな贈答用・・・あなどれん。と思ったことがあります。
ですから、同じみかんだからどっちでもいいよ美味しいよ、と言ってもいいんですけど、やはり値段は値段なんだろうなと最近思うんですよね。
これ、30代の時は家庭用も贈答用も変わらないよ美味しいよと思っていたんですけど、40代になるとなんか感覚が変わるんですかね。
紅まどんなの方が美味しいと思います(笑)
やはり誰かにプレゼントで送るなら、ちょっと高いけど、同じ値段でも数が少なくなるけど、赤秀か青秀の紅まどんなを送ってあげてください。
紅まどんなの特徴
紅まどんなには
- ゼリーのような食感
- 果汁たっぷり
- 手でむけるくらい外の皮が柔らかい
- 古くなると味が落ちるので冷蔵保存がおすすめ
紅まどんなは、プルプルとしたゼリーのような食感という特徴があります。
見た目はオレンジに似ていますよね。
皮も薄くてむきにくいので、こうやってオレンジを食べるときの要領でカットして食べます。
業界ではスマイルカットと呼ばれているようです。
スマイルに見せるためにはヘタのところを切り落としてはいけなかったようなんですが、オレンジと同じと思って切り落としてしまいました(笑)
でもこの形の方が食べやすいと思うんですけど、どうでしょうか?
で、食べた感じなんですけど、みかんの薄皮が本当に薄くて口に入れた時に口の中に残りません。
また実がつるんと口の中に入ります。
そのあと、もぐもぐしなくても口の中でじゅわっと・・・それこそゼリーを食べた時と同じように、上あごでつぶして食べれるくらいやわらかいんです。
酸味もあまりなくてさわやかで、果汁たっぷりでフレッシュです。
また見た目はオレンジにそっくりなのに皮が薄くて実が柔らかい感じです。
実が柔らかいので手でむいて食べようとすると実を破壊してしまうことがあるので注意してくださいね。
赤秀・青秀などの等級の違い
紅まどんな(贈答用)には、赤秀、青秀といった違いがあります。
一般的に、みかんでは赤秀の方が青秀よりもぉいしい箱だそうです。
でもこれはその近くの地域でとれたまどんなを比べて、とてもおいしい、おいしいと分けているだけなので、
別の地域の赤秀、青秀と比べると、A地域の青秀の方がB地域の赤秀より甘くておいしいといった現象も起きてきます。
でも一般的には、赤秀の箱は青秀の箱よりも糖度も高くて、甘く、見た目も美人です。
どこの産地がおいしいんだろう?と悩む方も多いと思いますが、愛媛なら宇和島や今治産のものがおすすめされています。
日当たりと海の風がよく当たる場所でそだつまどんなはやはり美味しく育つのだそう。
もし贈答用で購入するなら赤秀のものがおすすめですが、素人には赤秀も青秀もそんなに差は分からないと思います。(少なくとも私にはよくわかりませんでした)
紅まどんな1個の値段は?
紅まどんなはグレードによって1個当たりの値段が変わります。
また贈答用でも秀・優・赤・青などの等級によってもちょっとずつ値段が変わりますが、おおよその値段をお伝えすると
- 贈答用・・・400円~500円/個
- 家庭用・・・200円~250円/個
- 訳あり・・・150円~200円/個
このくらいです。
それぞれ入っている個数は変わりますが、1箱3,000円から5,000円くらいで3kg~5kgのものが市場に多く出回っています。
決して安いみかんではありませんが、一度食べたら病みつきになるくらいおいしいのでこのお値段もうなづけます。
でも食べて損はないくらいおいしいので、時期になると必ず1度は買って食べたいみかんです。
紅まどんなの時期 いつまで食べられる?
紅まどんなは早ければ10月中旬ごろから出荷され、1月中旬ごろまで販売されています。
予約は9月の初めごろから始まります。(私は9月10日に予約しました!)
ちょうどお歳暮の時期に出回ると覚えておけば忘れにくいですよ。
紅まどんなをお正月の手土産にというのもちょうどいいですね。
数年前までは紅まどんなは12月末で終了していたのですが、最近は1月になっても見かけるようになってきました。
生産量が増えたのかな?
おいしいみかんだから、長く食べられるようになったのはうれしいです。
1月中旬を過ぎて2月になってもスーパーで並んでいるものには注意してください。
古くなった紅まどんなは驚くほどおいしくありません。
紅まどんなをおいしく食べるためには、10月中旬から1月中旬ごろまでのものを食べてくださいね。
- 夏休みが終わったら紅まどんなの予約をしよう
- ふるさと納税で紅まどんなを注文したい方は売り切れ前にお早めに
- 紅まどんなは収穫量が天候によって左右されます。年によって販売個数が異なりますので必ず欲しい方は早めの注文をおすすめします。
紅まどんなはどこで買える?販売店・直売所はここ
紅まどんなは全国のいろんな果物屋さんやスーパーなどでも手に入りますが、すべてJA愛媛を通して販売されているものが多いのでお高い値段がつけられているかと思います。
農家直送のものが欲しい方はJA愛媛で購入できるJAタウンがおすすめです。
千疋屋をはじめとする高級果物屋さんでも多く取り扱われています。
私の住んでいる愛媛県では紅まどんなの家庭用や訳あり品がスーパーに並んでいることもありますが、それでも3個で500円くらいする結構お高いみかんです。
愛媛県今治市にある「さいさいきてや」というお店では、生産農家さんが直接納品した愛果28号が並んでいますので、ほかのスーパーなどに比べるとお得なお値段で入手することが可能です。
「さいさいきてや」は県外からの観光バスも立ち寄る道の駅のようなスポットでもあり、地元の人たちにも人気なのでいいものは朝のうちに売り切れてしまうこともよくあります。
また、愛媛以外に住んでいる方が家庭用や訳あり品を購入するなら、楽天、アマゾン、ヤフーショッピングなどのネット通販が便利です。
JA(農協)の直送品が欲しい方はJAタウンでどうぞ
紅まどんなの家庭用は楽天などのネット通販で購入するとお得
紅まどんなの家庭用は、楽天やアマゾンなどのネット通販を利用するとお得に購入できますし、農家さん直送のものもあって安心です。
我が家は毎年「愛まどんな」という家庭用の3kgの箱を購入しています。
家庭用ですが、中身の大きさにばらつきがあるだけでとても美人なみかんがたくさん入っているので同じものを実家にも送っています。
これが実物です。
贈答用のようにきれいに並べられていないし、大きさもまばらですが、味はとってもおいしいです。
両親はもう70代と高齢ですが、「まどんなというみかんはとてもおいしいね」と言って毎年楽しみにしてくれています。
→みさき果樹園さんの愛まどんなを買って届いたときの様子はこちら
贈答用は粒が大きくて形もそろっていて、艶もよく見栄えもいいのですが、実は家庭用の方が粒が小さめでおいしさが詰まっている感じがします。
私も実家の両親も「贈答用より家庭用の方がおいしいよね、人にあげるときは贈答用の方が見栄えがいいけど食べるなら家庭用の方がいいよね」という意見で一致しています。
自分用のを購入される予定なら、私は(個人的な意見ではありますが)家庭用をおすすめします。
ネットで紅まどんなを購入する際の注意点
ネットで紅まどんなを購入すると農家直送のおいしい紅まどんなが届きます。
ですが農家さんによって収穫時期には差があります。
楽天で注文した人は12月3日や4日くらいに届いたのに、ヤフーショッピングで注文した人は12月10日過ぎに届いた、なんてことはよくある話です。
みかんも生き物なので、どの農家さんも全く同じ時期に収穫できるということはなくて、日当たりや気温、育て方によっても収穫時期には少々ですが差が出てくるものです。
そろそろかなーと思って待っているのになかなか来ない・・・ということもあるかもしれませんが、
紅まどんなは12月~1月は出荷され続けているので、遅いなと思っても12月中旬ごろまでは待ってみてくださいね。
紅まどんなはふるさと納税でも人気
最近はふるさと納税を利用する人も多いですよね。
その中でも紅まどんなは毎年ふるさと納税でも人気です。
箱に入ったきれいなみかんが届くので、お歳暮としてふるさと納税を利用して紅まどんなを送る方も多いようです。
ふるさと納税は楽天やさとふるなどのサイトが人気です。
媛まどんな・紅まどんな・愛果28号・華まどんな・中島まどんな・スイートまどんなの違い まとめ
媛まどんな・紅まどんな・愛果28号・華まどんな・中島まどんな・スイートまどんなはすべて同じ種類のみかんということが分かりました。
名前の違いは果樹園の違いや販売店の違いで、それぞれが勝手につけた名前なんですね。
分かりにくいから同じ名前にしてほしい・・・と、買う側からしたら思ってしまいますが、こればっかりは仕方ないのでしょうか。
みかんの国愛媛の自慢、紅まどんなをぜひ食べてみてくださいね。
この味は知らなきゃ損ですよ♪
コメント