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グレープフルーツ赤・白とシトラス、オレンジ、文旦、はっさく、レモン、甘夏、柚子、河内晩柑の違い

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グレープフルーツには赤(ルビー・ピンク)と白(ホワイト)があります。

またシトラスとグレープフルーツが同じように扱われていたり、グレープフルーツと見た目が似ている柑橘がたくさんありますよね。

そこで、

  1. グレープフルーツの赤と白の違い
  2. グレープフルーツとシトラスの違い
  3. グレープフルーツとそのほかの似ている柑橘類との違い

についてご紹介していきます。

目次

グレープフルーツの赤と白の違い

グレープフルーツには実が赤いものと白いものがあります。

グレープフルーツ 白 赤
左:白(ホワイト)  右:赤(ピンク・ルビー)

それぞれお店によって、赤いものはルビーと呼ばれたりピンクと呼ばれたりしていますが、ルビーもピンクも同じものを指すことが多いです。

ルビーの中には赤色が濃いものと薄いものがあって、薄いものはカロテンという色素が、濃いものはリコピンという色素が発色しています。

ですがリコピンという色素が発色している赤色の濃いスタールビーという種類はほとんどお店で見かけることはないのでルビーもピンクも同じものと思っておいて大丈夫です。

そしてこの写真のものは普通のルビー(ピンク)です。

グレープフルーツ 白 赤
左:白(ホワイト)  右:赤(ルビー・ピンク)

一般的には白の方がピンクよりも苦実があると言われています。

私の感想は

  • 赤は白より香りがトロピカル
  • 味は赤の方が白より濃い(濃厚)
  • 酸味は白よりも赤の方がある(白の方が酸っぱくない)
  • 甘みも白より赤の方がある(赤の方が甘い)
  • 白の方が苦みはある

という結果になりました。

赤の方が全体的に南国感があるというかトロピカルで、香りも味もはっきりしていました。

赤の方が甘いから好きという人が多く、それには私も賛成なんですが、赤の方が白よりも酸っぱいことも分かりました。

実は私は赤より白のグレープフルーツの方が好きなんです。

ほんのりとした甘さが口に広がって、本来のグレープフルーツの香りがするのが白の方だと思っています。

また、いつもはグレープフルーツは輪切りにしてスプーンですくって食べるんですが、今回こうやってむいてみると皮がとっても柔らかいことが分かりました。

これはいよかんよりも柔らかいのではないかと。

そして中の皮もとても薄くてむきやすかったです。

今までグレープフルーツみたいな硬いみかんなんてむけない・・・と思っていたんですが、ちょっと反省しました。

こっちの食べ方の方がおいしかったので、しばらくむいて食べようと思います。

グレープフルーツとシトラスの違い

グレープフルーツとシトラスって同じもののようなイメージがありますよね。

それってやっぱり「シトラスの香り」がグレープフルーツに近いからなのでしょうか。

一般的にシトラスというのは『柑橘類』のことです。

オレンジの学名はCitrus sinensis、文旦の学名はCitrus grandisと、シトラスがついています。

そしてグレープフルーツはオレンジと文旦の掛け合わせで生れたものなので、Citrus x paradisiです。

つまりシトラスの香りというのは「柑橘類の香り」と言っているのと同じなんですよね。

香りの強い柑橘類として、柚子や橙(だいだい)、レモン、カボス、グレープフルーツなどがあると思います。

レモンや柚子はそれ自体で特徴的なのでそのままレモンの香りとかゆずの香りとして売られていることが多いのですが、カボスやグレープフルーツ、橙(だいだい)などは合わせて調合してシトラスの香りとされていることが多いようです。

なかでもシトラスの香りをかいでみるとグレープフルーツ感があるものが多いので、シトラス=グレープフルーツと思われるようになったと考えられます。

しまなみ海道の真ん中あたりにある、広島県生口島にシトラスパークというところがあったのをご存知でしょうか。

現在はお客さんが来なさ過ぎて休園しているんですが、ここでもレモンをはじめとする柑橘類を育てるための農場が整備されています。

これからは健康を目的としたサイクリングでしまなみ海道を走る人が立ち寄れる農園もある公園に立て直して再開する予定があるそうですが、どんな公園になるのか楽しみで。

そのシトラスパークという名前も柑橘類をテーマとした公園という意味だったんですよね。

(話のオチまでが長くてすみません)

というとで、グレープフルーツはシトラス(柑橘類の中の1つ、ということです。

グレープフルーツとオレンジの違い

グレープフルーツとオレンジはともに輸入量の多い柑橘類ということが共通点かもしれませんが見た目が全く違います。

ただ、グレープフルーツは文旦とオレンジが自然交配してできたものなので、オレンジはグレープフルーツのルーツです。

グレープフルーツ ネーブルオレンジ
左:グレープフルーツ  右:ネーブルオレンジ

このようにグレープフルーツとオレンジは大きさも色も全く違います。

グレープフルーツ オレンジ
左:グレープフルーツ  右:ネーブルオレンジ

実もグレープフルーツの方が実が柔らかくジューシーです。

オレンジはグレープフルーツに比べると実はかたく果汁は少ないですが、とてもとても甘いです。

そして安定の美味しさがあります。

オレンジと言えばこの味よねというような、甘くて美味しいなと感じる味です。

どちらもたくさん輸入されているので日本では1年中食べることができます。

この写真のオレンジは愛媛県産のネーブルですが、輸入のものに比べるとちょっと小さくはありますが味がぎゅっとつまっていておいしかったですよ。

グレープフルーツと文旦(ザボン)の違い

グレープフルーツと文旦(ザボン)は見た目がよく似ていて、ぱっと見違いが分かりにくいかもしれません。

グレープフルーツは文旦とオレンジが自然交配してできたものなので、見た目は文旦の遺伝子を受け継いでいるようです。

グレープフルーツ 文旦
左:グレープフルーツ   右:文旦

お肌のきめが細かい方がグレープフルーツ、という感じでしょうか。

触ってみると文旦の方が多少ねちょねちょしています。

文旦 グレープフルーツ
左:文旦  右:グレープフルーツ

文旦とグレープフルーツの写真で位置が逆になってしまいましたが・・・

これを見ても分かるように、文旦の方が実の1つ1つの粒が大きいんですよね。

そしてグレープフルーツのほうが果汁が多くみずみずしくて、外側の皮もとても柔らかいです。

文旦の方が味がしっかりとしていて甘みがあって透き通った味がします。

苦みはグレープフルーツの方が強いですが文旦とはまた違った甘さと香りがあって、外見は似ていても味は全く違うんだなということが分かります。

グレープフルーツとはっさくの違い

グレープフルーツが外国産なのに対して、はっさくは日本原産のフルーツという違いがあります。

グレープフルーツ ハッサク
左:グレープフルーツ  右:はっさく

お肌がつるつるの方がグレープフルーツです。

はっさくは苦みがあって酸っぱく、外側の皮も実もかたいです。

粒粒もしっかり粒粒していて、はっさくだけ食べると美味しいですが、ほかのみかんと比べると苦みが目立ってしまいます。

グレープフルーツは香りも高くみずみずしく、はっさくより苦みもありません。

でもグレープフルーツの苦みとはっさくの苦みはまた別物といった感じで、グレープフルーツのほうがちょっと突き刺すようなにがみかもしれません。

はっさくも甘いものは甘いですし、白いところをきちんととれば苦みもあまり感じなく、美味しく食べられます。

旬のちょっといいものを買うと、おいしいはっさくに出会えますよ。

グレープフルーツとレモンの違い

グレープフルーツとレモンは全くの別物で、違いというよりは違うものです。

グレープフルーツ レモン
左:グレープフルーツ  右:レモン

色は似ていますが、形も大きさも違いますね。

レモンは切ってみるとほかの柑橘とは段違いに香りがしてきます。

その香りはほんとうにさわやかで、レモンの香りって酸っぱいけどすごくいい匂いなんだなと改めて感動するほどです。

グレープフルーツも香りが高いですが、レモンにはかないません。

やはり香りはレモンだなと、比べてみると感じます。

そしてレモンは甘酸っぱいのですが、私はレモンの酸味は酸っぱすぎて味わえなくて、味比べができませんでした。

はちみつ漬けなどにするとおいしそうです。

愛媛県の特産でもあるのでれもんの好きな方はぜひ。

最近はレモンを使ったお土産も多く販売されているんですよ。

マツコの知らない世界でも取り上げられた瀬戸田レモンチューハイはおすすめです。

グレープフルーツと甘夏の違い

グレープフルーツと甘夏は見た目も色も違います。

甘夏は川野夏橙(かわのなつだいだい)というのが正式名称で、昔は温州みかんに次ぐ柑橘類でした。

旬の時期は4月から5月。

ですが、グレープフルーツが輸入されるようになって大打撃を受け、現在は生産量が激減しているそう。

時期が来たら買って食べてみようと思います。

グレープフルーツと柚子の違い

グレープフルーツと柚子も全くの違うものです。

柚子は和食や和菓子などでよく香りづけに使われていますよね。

柚子は実ではなく外側の皮をそいだり、果汁を絞って香りづけとして使われる柑橘類です。

グレープフルーツはそのものを食べる柑橘です。

グレープフルーツ 白 赤
グレープフルーツ 白・赤
ゆず
ゆず

大きさも柚子は温州みかんよりも小さいくらいの大きさですが、グレープフルーツは温州みかんの何倍も大きいです。

グレープフルーツと河内晩柑の違い

グレープフルーツは輸入物ですが、河内晩柑は熊本で獲れる大きな大きな文旦のことです。

河内晩柑は高級品で私もまだ見たことはないのですが、今度お目にかかることができたら食べてみたいなと思っています。

→文旦と河内晩柑の違いはこちら

グレープフルーツとメロゴールドの違い

メロゴールドはスウィーティーの種なし品種で、スウィーティーはグレープフルーツと文旦の交配種です。

つまりメロゴールドはグレープフルーツと文旦の子供なんです。

グレープフルーツ スウィーティー
左:グレープフルーツ  右:メロゴールド

メロゴールドの方が若干大きく、見た目も緑色をしていますね。

グレープフルーツ 白 赤
グレープフルーツ 白・赤
スウィーティー 食べ方
左:スウィーティー  右:メロゴールド

メロゴールドは味がグレープフルーツによく似ていますが、一口目に文旦を感じます。

グレープフルーツのような苦みはなく、酸味もほとんど感じません。

甘さと香りがグレープフルーツという感じで、グレープフルーツよりも食べやすいです。

グレープフルーツが苦手な人でもメロゴールドなら食べられるという人は多いのではないでしょうか。

またメロゴールドは種なしのスウィーティーなので、種をどける手間もなく楽々食べられます。

→スウィーティーとグレープフルーツの違いはこちら

グレープフルーツ赤・白とシトラス、オレンジ、文旦、はっさく、レモン、甘夏、柚子、河内晩柑の違い まとめ

グレープフルーツは文旦にルーツがありましたが、それ以上にみずみずしくてやわらかく、おいしい柑橘類ということが分かりました。

私はグレープフルーツが大好きなのですが、苦手な人はメロゴールドに挑戦してみてくださいね。

またオレンジやはっさく、レモンなどは似ているように見えても全くの別物です。

お試して食べ比べをしてみてくださいね。

そして、一番自分好みの柑橘はどれなのかを見つけてみてください。

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果物の食べ比べをすると、たくさん並んだ果物を見て子どもがすごく喜んで、その姿がかわいいのでやってます

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