はるみみかんは通常のみかんと同じように、暖かいところに置いておくと日持ちしませんが寒いところに置いておくとわりと長めに日持ちします。
また味をすっぱく感じる特徴があるので、すっぱいみかんが好きな人にはぜひ食べてみてほしいみかんの1つです。
青切みかんのようなすっぱさとはまた違った、香り高い酸味をぜひ味わってみてほしいです。
この記事でははるみみかんの日持ち日数、特徴、産地や値段などについてお伝えしていきます。
はるみみかんの日持ち日数
はるみみかんは普通のみかんと同じように、2週間~3週間くらい大丈夫でした。
1個1個それぞれ日持ちの日数は違うと思いますが、エアコンの効かない寒い部屋においておけば2週間くらいは平気でした。
それまでに食べてしまったのでそれ以上はちょっとわからないんですけど、寒い部屋なら大丈夫です。
あと、日光が当たるとそこから青カビが生えやすいと思うので、窓越しでも日光が当たらないところにおいてくださいね。
それとはるみみかんの旬の時期が終わりかけの3月ごろに買ったものは、見た目が腐っていなくても中がスカスカなことも多いので
持ってみてちょっと軽いかなーと思ったら気をつけて見てください。
スカスカみかんは一見腐っていなくても傷んでいて、食べたらお腹が痛くなることも・・・
私はこの前、ちょっと古いかなーでも腐ってないし大丈夫かなーと思いながら食べた温州みかんでお腹を壊してしまいました。
お腹が痛くなって下痢になったのはもちろんなんですが、なんでお腹痛いのか分からないけどお腹が痛い気がするし、なんとなく胃も痛い気もするし
これは正露丸を飲めばいいのか痛み止めがいいのか、はたまた胃薬がいいのか、どれがいいんだろうお腹痛い・・・
みたいな症状になってしまっていたので、ちょっと古くなってしまったかな?と思うみかんは、見た目は腐っていなくても腐っていることもあるので気をつけてください。(本当に)
はるみみかんはすっぱいのが好きな人におすすめ
はるみみかんはすっぱいみかんが好きな人におすすめのみかんです。
果物農園のサイトなどには、はるみは結構甘い部類の柑橘に分類されているんですが、実際に食べてみるとけっこう酸っぱいです。
何日たっても酸っぱいので、糖度は高いけど酸っぱいみかんなんじゃないかなと。
結構すっぱくて初めて食べるとびっくりします。
最近の冬みかんってどれをとっても甘くて酸味が少ない品種が増えていますよね。
温州みかんも昔のようにすっぱいすっぱいみかんは減ってきていて、甘みのしっかりある小原紅早生とかそういうのが人気になってきています。
たしかに酸味が苦手な人って多いし、甘いみかんは甘いみかんで美味しいんですけど、すっぱいみかんが好きな人にとってはどれもこれも甘くてなんだかなという時代ですよね。
そんな風に思っている方にはぜひとも食べてもらいたいです。
はるみの特徴
はるみは温州みかんと比べるとちょっと大きめのみかんです。
皮に独特のにおいがあって、皮をむくと結構きつめのにおいがします。
そのにおいは、、、好きな人は好きなのかな、トロピカルっぽいというか南国っぽいというか、、、
恥をしのんで言ってしまえば車とかトイレの芳香剤(柑橘の香り)に近いというか。
そんな香りが皮からします。
あるサイトにはポンカン譲りの香りと書いてありますが、そんなもんじゃあありません。
結構におうので最初ちょっと引くくらいです。
この写真はポンカンとはるみを比べたところなんですが、ポンカンよりちょっと大きめで色は同じ感じです。
内袋の皮はとてもむきやすいです。
内袋をそのまま食べてもいいしむいて食べてもいいです。
私のように内袋の皮が口の中に残る感じがするな・・・と思う方はむいて食べるとおいしいですよ。
中の実の部分は皮のようなきついにおいはしなくて、酸味の強いすっぱいみかんという感じ。
果汁が少ないのでどちらかにはすっぱいポンカンと言った方があっているかもしれません。
はるみの産地は愛媛、広島、和歌山、静岡、大分
はるみは愛媛で3分の1を、次いで広島、和歌山、静岡、大分と続きますが、はるみの生産地ではどれも希少な柑橘として大切に扱われています。
静岡では地元のブランド柑橘として「しずおか食セレクション」にも認定されているようです。
日本全国で見ると静岡の柑橘生産量は愛媛と比べるとかなり少ない方なんですが、東日本では静岡だけが柑橘の生産量が多いので、静岡の皆さんは柑橘の生産に誇りを持っておられる方が多いです。
愛媛県民としてはそれに対抗心を燃やしてしまいがちなんですが、まあここで東西対決をしても仕方ないので多くは語りません(笑)
もう1つ言うと(はるみとはあまり関係ないんですが)、実は愛媛ってみかんの産地というイメージなんですが、温州みかんだけで見ると和歌山にその生産量を抜かされてしまっているんですよね・・・
だから最近の中学受験生は「みかんの産地=和歌山、キウイの産地=愛媛」と覚えているようで・・・
でも愛媛のゆるキャラはみかんの妖精みきゃんです。
愛媛は温州みかんでは和歌山に負けてしまったけど、『柑橘』という分類では日本一を維持しているんです。
温州みかんは減っているけどはるみのようないろんな種類のみかんを生産しているのが愛媛県なんです。
ですのでみきゃんは愛媛のもので良し。
ということで、いろんな種類を生み出すことに専念している愛媛のみかん農家さんたちの努力を、ぜひ食べてみてくださいね。
はるみの値段は1個50円~100円
はるみは1個当たり50円で私は買いました。
ネットで買うともう少し高いかもしれないのと、このはるみは家庭用なので贈答用になるともう少し値段が上がるかもしれません。
だから1個50円~100円くらいと考えたらいいのではないかと思います。
はるみはふるさと納税でも人気です
はるみはふるさと納税でも人気です。
でも販売されている時期が短いので、買いたい方はちょくちょく覗いてみてくださいね。
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