アメリカンチェリーとダークチェリー、見た目は同じに見えるけど2つに違いはあるのでしょうか?
またアメリカンチェリーと日本の国産さくらんぼの違いは見た目と味と大きさと・・・とたくさんありますが、全く別の種類なのでしょうか?
この記事では見た目が同じに見えるアメリカンチェリーとダークチェリーの違いと、アメリカンチェリーと国産のさくらんぼの違いについてご紹介していきます。
アメリカンチェリーとダークチェリーの違い
アメリカンチェリーとダークチェリーの違いは、関西人と大阪人の違いのようなものです。
日本人の中で分けるとすると、関東人、関西人という言い方をすることがありますよね。
関西人の中には、大阪の人、京都の人、奈良の人、滋賀の人、などなどいろんな県の人が含まれます。
それと同じで、アメリカンチェリーはさくらんぼの中でもアメリカで育った輸入のサクランボのことで
アメリカンチェリーの中にも、ビング、レイニア、ブルックスなどなど、いろんな種類があります。
その中でも日本に輸入されているのは9割がた「ビング」という種類で、そのビングが黒い色をしたサクランボであることから、別名「ダークチェリー」と言われているのです。
ビングではないレイニアやブルックスといったアメリカンチェリーは黒い色をしていないので、ダークチェリーとは呼ばれません。
アメリカンチェリーとさくらんぼの違い
アメリカンチェリーと国産のさくらんぼの違いは、お米のコシヒカリとあきたこまちの違いのようなものです。
コシヒカリとあきたこまちは、同じうるち米の種ですが品種改良によって味や育ち方に違いがあります。
それと同じでアメリカンチェリーも国産のサクランボも、同じセイヨウミザクラという種ですが、品種改良によって味や育ち方、見た目などに違いが出てきたのです。
なので、結論としてはアメリカンチェリーも国産のさくらんぼも同じさくらんぼなんですよってことなんですけど
みかんもほら、温州みかんもあればぽんかんもあるし清見とかデコポンとか紅まどんなとかいろいろ種類ありますよね。
このみかんたちも元をたどれば同じ種類のみかんから生まれているわけで、それでも掛け合わせによって味も違うし大きさも食感も違うけど、とりあえずどれもみかんで柑橘と言うのと同じことが、アメリカンチェリーと国産のさくらんぼにも言えるのです。
アメリカンチェリーの時期
アメリカンチェリーは国産のさくらんぼと同じで、5月上旬から7月下旬が旬の時期です。
5月上旬に収穫が始まって、徐々に日本へも輸入されるようになります。
国産のさくらんぼはアメリカンチェリーをお店で見かけるよりも一足先に、ハウス栽培のものが母の日用として店頭に並びます。
だいたい6月ごろになるとどこのお店でもアメリカンチェリーを見かけるようになってきます。
アメリカンチェリーとダークチェリー さくらんぼの違い まとめ
まとめると、
ダークチェリーはアメリカンチェリーの仲間の1つだけど、日本にはほぼ1種類しか輸入されていないので、『ダークチェリー=アメリカンチェリー』ということでOK。
アメリカンチェリーと日本のさくらんぼは、もともとは同じ木からできているけど、品種改良の末だどった道が違うもの。
と言うことが分かりました。
同じさくらんぼでも味も見た目も値段も全く違いますよね。
あなたはどちらがお好みですか??
私はどっちも好きです(笑)
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