シャインマスカットはみんな大好きかと思いきや、シャインマスカットなんて甘いだけで美味しくないと思っている人もいるし
シャインマスカットはちょっとなぁ。嫌いとまではいかないけど・・・(←本当は嫌いだけど濁している)
という人もちらほらいることが分かりました。
そもそもシャインマスカットってなぜ人気なのでしょうか?
シャインマスカットが美味しくない、甘いだけで嫌いと思っている方の意見と、なぜ人気なのかについて調べてみました。
シャインマスカットなんて美味しくない
シャインマスカットが美味しくないと思う人は、
- マスカットの香りが嫌い
- 甘すぎる
- 酸味がない
- 味がない
- 実がかたい
- 皮が口に残るのが嫌
- 皮がしぶいから剥きたいのにむきにくい
などなど、いろんな理由で美味しくないと感じる人も多いようです。
実は私も皮のまま食べられるぶどうはちょっと苦手で・・・
皮はむいて食べたいんです。
ぶどうの皮って口の中に残って気になるんです。
皮のまま食べられるよと言われても、皮ってちょっと固いしなぁと思ったり。
あと、酸味も好きなのでちょっと酸味のあるぶどうの方が好きだなぁと感じています。
なので皮がむきやすくて適度に酸味もある巨峰の方が好きです。
シャインマスカットも美味しいなとは思うんですが、他に好きな人がいたらどうぞという気持ちです。
シャインマスカットは甘いだけ
シャインマスカットが甘いだけという方はおそらく味覚がしっかりしている人なのでは?と思います。
たしかにシャインマスカットは他のぶどうと比べると極端に酸味がないぶどうなんです。
巨峰は甘いけど酸味もしっかりあります。
巨峰とマスカットの掛け合わせで生れたピオーネは巨峰ほどの酸味はありませんが、程よい酸味もあって甘さもあって、
酸味が苦手な人も好きな人も納得できるラインなのではないかと思われます。
デラウエアは酸っぱいけど甘さもかなりのもの。
シャインマスカットは糖度が高いと言われても巨峰やピオーネと同じくらいのものもあるのに、酸味はぶどうの中ではほぼ0に近い・・・
猛々しさのない平穏なのっぺりとしたぶどう・・・と言ったら毒舌すぎるのかな(笑)
巨峰系のぶどうをぶどうと思って食べた人は、味がないただ甘みがあるだけのものと感じてしまっても仕方ないのかもしれません。
とはいえ、最近はこういった甘くて酸味も少なくて、皮をむく手間がかからない果物が人気ですよね。
お菓子感覚でパクっと食べたいのでしょうか。
果物があまり好きではない人にも食べてもらおうと思った結果がこの路線だったのかもしれませんね・・・(←私の勝手な想像でしかありませんが)
シャインマスカットが嫌いな人ってどのくらいいる?
Twitterでシャインマスカットが好きか嫌いかのアンケートを取ってみました。
約200人の方に参加していただけたんですが、約9割の方が好き、1割の方が嫌いと答えてくれました。
でもこれ、実はこのアンケートを見た人は2000人を超えていたんです。
それなのに200票しか入らなかったのはなぜか・・・?
それを考えていると、
- シャインマスカットの味を覚えていない
- シャインマスカットを食べたことがない
- どんなぶどうだったかすら記憶があいまい
というお返事をいただきました。
ということは、みなさん食べたことがあったにしても回数が少なくて味を覚えていない人もいる・・・!
ということのようです。
それだけシャインマスカットに接する機会が少ないから、好きだの嫌いだの言う前に「食べてみたい」という思いが先に来るのかもしれません。
ですから贈り物としてシャインマスカットを贈ったとしても、迷惑だと感じる人はごく一部だと思って良さそうです。
シャインマスカットってなぜ人気なの?
シャインマスカットがここまで人気なったのは、跡取りも少なくぶどうの作付け面積が減ってきて悩んでいたぶどう農家さんたちのマーケティングとシャインマスカットというブランディングの成功だと言われています。
シャインマスカットが生まれるまでは、
- 種がないぶどう
- 皮ごと食べられるぶどう
- 甘くて酸っぱくないぶどう
というのはとても珍しいぶどうでした。
種がないだけでも「種なしなんだって!」と言って母が嬉しそうにしていたのも記憶にあります。
初の種なしぶどうである種無しデラウエアが初出荷されたのは昭和35年、1960年のこと。
それからいろんなぶどうに種なしの処理がされるようになって、技術の向上とともに最近(といってもここ20年くらい)になって大粒のぶどうも種なしになってきたそうです。
また、皮ごと食べられるぶどうというのも珍しかったんです。
皮ごと食べられるぶどうはスーパーなどでみかける外国産のものが多かったんですが、外国産のぶどうはどれも渋いものが多くて好きな人と嫌いな人が分かれます。
それが美味しい味で種もないし大粒で皮も食べられるとあれば、ちょっと食べてみたいなと思いますよね。
さらに酸味も少なくてとても甘いとあれば、酸味の苦手な人=果物が苦手な人でも食べやすいと評判に。
ぶどうは好きだけど皮をむくのが面倒だと思っていた人、種があるのが嫌だと思っていた人、酸っぱいから嫌いと思っていた人がぶどうを食べるようになったんです。
めんどくさい要素がなくなった高級なマスカット。
それがシャインマスカットとして全国に広まっていって、現在のように人気になりました。
ぶどうを食べ比べてみると真実が分かるかも?
シャインマスカットが苦手という方も、本場のシャインマスカットを食べると気持ちが変わるかもしれません。
スーパーで売られているぶどうは管理があいまいだったり、ちょっとお安いものだったりすると味がいまいちなこともあります。
もし良かったらシャインマスカットの本場、長野県のシャインマスカットをお取り寄せしてみませんか?
楽天などのふるさと納税でも、本場のシャインマスカットが購入できますよ。
またシャインマスカットと他2種は、スーパーでは見られない珍しいぶどうです。
どんな果物が届くのか、一度見てみてくださいね。
コメント
コメント一覧 (1件)
マスカット・オブ・アレキサンドリアがマスカットの至高なのでただ甘いだけの香りの弱い緑のブドウっ感じしかしない。